開業形態の比較
開業方法
開業方法は、継承開業と新規開業があり、継承開業は親子間でのものと第三者間で行うものの大きく2つがあります。ここでは第三者継承と新規開業について取り上げます。
■第三者継承開業
- メリット
- 1.低コストでの開業が可能でリスクが少ない。
- 2.開業までの準備期間が短くてすむ。
- 3.従来の患者さんを引き継ぐことができ、事業としての立ち上がりが早い。
- 4.周辺地域での認知度が高い。
- 5.医師会の入会がスムーズに行える。
- 6.銀行からの融資を受けやすい。
- 7.スタッフを引き継ぐことができる。
- デメリット
- 1.譲り手側との継承のタイミングが合わない場合がある。
- 2.自分の目指す医療と対象施設の規模・内容が一致しないものがある。
■新規開業
- メリット
- 1.自分の思いどおりになる(広さ、場所など)。
- 2.建物が新しい。
- ※「売買」「借地」「借家」などさまざまな種類があります。
- デメリット
- 1.コストがかかる。
- 2.立ち上がりまでの時間がかかる。
- 3.周辺の医療機関とのネットワークづくりが必要。
- 4.医師会との軋轢がありうる。
- 5.ゼロからのスタートで融資が厳しい。
開業形態
土地・建物は、大きく自己所有と賃貸とに分けられ、賃貸は借地、借家、建て貸し、ビルテナント、クリニックモールなどがあります。ここではビルテナントとクリニックモールを紹介します。
■ビルテナント
- メリット
- 1.駅前や繁華街など人通りが多いところで開業できる。
- 2.初期投資が低く抑えられる。
- 3.移転や撤去が行いやすい。
- デメリット
- 1.事業を拡張しづらい。
- 2.患者さんが多くなってきても待合室を広げることができない。
- 3.職員が多くなってくると、休憩室などの確保も難しくなってくる。
- 4.駐車場の確保が難しい。
- 5.目立ちにくいので、認知が遅い。
■クリニックモール
- メリット
- 1.患者が集まりやすい。
- 2.もともとクリニック用に設計されているので初期投資額が少なくてすむ。
- 3.ケースバイケースだが、施設の共有や連携、共同購入など、モールならではの可能性がある。
- デメリット
- 1.他クリニックに患者さんが入らないと、閑散としてイメージが低下する。
- 2.他クリニックが不評だと、マイナスイメージが全体に広がる。
- 3.一緒に入る診療科によってはバッティングすることもある。















































