開業したい
医院開業 成功事例 医療法人福永会高知ファミリークリニック(高知県)
開業を成功させるために必要なこと

今回お話をお伺いするドクターは、「赤ちゃんのためのやさしいクリニック」をコンセプトに高知市内で開業をされた先生です。

医療法人福永会 高知ファミリークリニック 院長 福永寿則 氏


昭和31年高知県出身。
昭和59年、高知医科大学医学部医学科を卒業。
以後、高知県内の病院にて産婦人科医として活躍。
平成17年12月、高知市内に「高知ファミリークリニック」を開業。

−−: 先生、明るくてとても素敵なクリニックですね。
福永: ありがとうございます。
−−: 12床とお伺いしていましたが、ずいぶん大きな建物ですね。
福永: はい、入院の部屋はすべて個室になっています。バス・トイレ付で、産後、ご家族(ご主人や上のお子様)が泊まれるようになっています。それから、お産の後お母さんと赤ちゃんが同じベッドで寝れるように広いベッドを用意しておりますので、建物も少し広くなりました。
−−: お母さんにとっても、ご家族にとってもとてもうれしい配慮ですね。
それでは先生がこのクリニックを開業するに至った動機や目的を教えてください。
福永: 開業する前、くぼかわ町という山間地域の病院に勤めていました。そこでは、生まれてくる赤ちゃんの健やかな成長や家族の幸せを願って、「母乳育児支援」や「ソフロロジー式分娩」に取り組んでいました。
そういった取り組みが評価されて、WHOユニセフから四国で唯一の『赤ちゃんにやさしい病院』に認定されました。
そのことがきっかけとなり、高知県の中心である高知市でも、更に内容を充実させた形で取り組みを行いたいという想いが強まってきたわけです。
−−: 勤務医として働いていても安定した生活が保障されていたと思うのですが、開業することに対しての不安はありませんでしたか?
福永: そうですね。高知市の既存産婦人科の施設の分析から、開業してもやっていけるという思いはありました。しかし、その開業に至るまでの具体的な手順や事業計画、資金繰りなどについては、全くわからない状態でした。

−−: その不安の中、福永先生は開業を決意されたわけですが、そのきっかけとなったことは何だったのでしょうか?
福永: ええ、先ほど言いましたように、赤ちゃんにやさしい病院に認定されたことが、ひとつの自信、きっかけになりましたね。また、自分の年齢を考えると、開業するタイミングも今しかないという想いもありました。
そういう時に、知り合いの業者から総合メディカルの『DtoD』を薦めてもらい、担当の方に会いました。


■総合メディカル 高知営業所 杉本圭三


―― 福永院長の第一印象
杉本: 約3年ぐらい前に、ある器械卸さんのご紹介で先生に初めててお会いしました。
いろいろ話をお伺いすると、開業の動機が非常に明確で、産婦人科として自分の医療を実現するには、やっぱり高知県であれば人口の一番多い高知市内のほうでご自分の医療を提供するべきではないか、などの想いをお持ちでした。


―― 開業準備中に気をつけたこと
杉本: どうしても産婦人科でベッドをお持ちになると非常に建物が大きくなります。高知の交通事情を考えますと、駐車場の確保も非常に大事です。社内外のいろんなスタッフとの話の中で先生とすり合わせをさせてもらい、事業として確実に成功するための事業計画を作成いたしました。


―― 開業実現のために苦労したこと
杉本: 土地の問題では苦労しました。私ども総合メディカルが地主さん、1件1件と交渉し、トータルで30件以上の地主さんと交渉した結果、今の土地にめぐり合いました。


―― 今回の開業支援に対しての感想
杉本: 今回、自分の医療を高知市で提供したいという明確なビジョンのお手伝いができました。総合メディカルとしても地域の医療に貢献できた、ということは非常に良かったと思っております。



PH4
−−: さて、開業を決意されてから準備を進めていく中で決断に悩んだことはありましたか?
福永: ええ、開業するまでに土地の選定とか、建築業者さんの選定や打合わせの中で、本当にいろいろなことがありました。
そういう時に総合メディカルの杉本さんに相談すると、本当に誠実に対応し、解決してくれました。
本当にいいパートナーとして対応していただいたと思っております。
−−: 高知ファミリークリニックが開院されてから4ヶ月ほどですが、現在の状況はいかがですか?

福永: はい、事業計画はきつめに見積もっていただいてましたが、予想よりもずいぶん早く目標の分娩数を達成できそうです。また、今後は、母親教室とか地域にいろいろな働きかけをしていって、地域の皆様、患者様、お母様のために、いろいろな催し物にも取り組んでいきたいと思っております。
−−: それでは最後に、このインタビューを見ている先生方へメッセージをお伝えください。
福永: はい、私自身は50歳で開業しましたが、もう少し早く開業していればよかったと思います。
しかし、開業するのに一番大事なことは、「開業した自分のクリニックで何をしたいか?」という動機、理念だと思います。
そういう理念がしっかりしていたら、困難はあるかもしれませんが、自然に道は開けてくると思います。
−−: 福永先生、本日はどうもありがとうございました。